お酒にまつわるEpisode

タイトルが【渚にまつわるエトセトラ】っぽくなっちゃった。語感がね。エピソードをローマ字表記にする小賢しい感じも出しちゃった。あざとさは皆無な私だけど小賢しさは小出しにして生きています。無論モテません。人生に三度訪れるというモテ期は私にはあったかしら?誰か私にあざとさと田中みな実(敬称略)の美貌を私にください。

 

 

 

普段私はそんなにお酒をくちにしません。ひと月にすると2〜3回程度。全く飲まない月も多い。350mlアルコール3%で半分も飲めばほわーっとなり全身が真っ赤に染まる。家で飲むときは一缶で十分。そのときのコンディションに因っては半分しか飲めないこともある。いかんせん弱いのだ。

お酒を飲まなくてもその場の雰囲気で高揚感を覚えることができるので、シラフで飲み会に参加することも多い。

飲むとなれば弱いくせにピッチが早いのでついつい飲み過ぎて嘔吐感に苦しむこともしばしば。それでも悪酔いはしないし酔って悪態をつくこともなく、理性を失うような酔い方はしないつもり。

しかし過去に一度だけとんでもない失態を犯したことがあるのでそのことをここに記す。

 

あれは私がまだ21歳の頃。水を弾くほどのピッチピチのギャル時代。今じゃサハラ砂漠のごとくカサカサにひび割れ目も当てられない悲惨な状態。誰かお肌に水分をください…ってやかましいわ!

キャバ嬢の友人に頼まれ、とある建設会社が開催する忘年会のコンパニオンを務めることになった。コンパニオンの仕事は未経験で右も左もわからない私だったが、友人キャバ嬢の見様見真似で下手くそながらもお酌をしたりお喋りをしたり。若輩者ということもあり、ぎこちなさや手際の悪さ等々の素人感は大目に見てもらえた。建設会社のみなさんいい方々ばかりで、忘年会も中盤に差し掛かってくると私にお酌をしてくださる方も。

おちょこに日本酒を注がれ、グイッと飲むとまた注がれ、まるでわんこそばならぬわんこ酒。注がれるがまま飲み干し、次第に限界が来て酩酊。中座しトイレで嘔吐するまでに。挙句の果てに建設会社の社長さんに膝枕して頂く始末ときた。ところどころ記憶も飛んでいるので相当量飲んでいたようだ。仕事を放棄してしまい膝枕で過ごした私。いやもうホントにすみません。もう時効だから許してほしい。若かったんです。バカだったんです。加減を知らなかったんです。ここに改めて懺悔します。

 

そして、ベロベロの私にこの後よもやの展開が待ち受けていた。

酔いが覚めぬまま記憶も途切れ途切れの中、気が付くと見知らぬ天井が見えた。ぼやーっと意識が戻りつつある目に飛び込んできたのは先程膝枕をしてくれていた社長の顔。と、裸体。

どうやら私、ホテルに連れ込まれたみたい。もうすでに情事の真っ最中。こみ上げそうな吐瀉物を我慢する中、私は社長のブツを受け入れていた。ってやかましいわ!!

 

以上、お酒にまつわるEpisodeでした。お酒は程々にですね~。